【10月21日〜23日】お名前.com不正アクセスでFX各社が注意喚起|OANDA証券・FXTF・外為ファイネストなどの案内とやること

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【10月21日〜23日】お名前.com不正アクセスでFX各社が注意喚起|OANDA証券・FXTF・外為ファイネストなどの案内とやること

最終更新:2026年10月25日

VPS「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスを受けて、2026年10月21日〜23日に国内のFX会社が注意喚起を出しました。OANDA証券・FXTF・外為ファイネストは、顧客の口座で不正なログインなどがあった(またはその可能性がある)としてパスワードの変更を求めました。ほかの会社も、自社では確認されていないとするか自社の状況には触れずに、パスキーや通知の設定を呼びかけています。

当記事では、各社の公式のお知らせをもとに、注意喚起の内容と、共通してやることを整理します。不正アクセスそのものの経緯と補償の内容はお名前.com デスクトップクラウド不正アクセスの記事でまとめています。

目次

FX各社の不正アクセスの注意喚起一覧(2026年10月21日〜23日)

当サイトが2026年10月25日に各社の公式サイトのお知らせを確認した結果は次のとおりです。自社の口座についての記載は、各社のお知らせの表現に沿って要約しています。

FX会社掲載日自社の口座についての記載主なお願い
外為ファイネスト10月21日(第2報10月23日)他社サービス等から漏えいした可能性のあるID・パスワードによる不正ログインと不正取引を確認。当社システムからの漏えいは確認されていないパスワード変更・ワンタイムパスワードの設定・履歴の確認
OANDA証券10月22日お名前.com デスクトップクラウドでMT4/MT5を使っていた顧客について、ログイン情報が第三者に閲覧された可能性があるとして案内(題名は「不正ログイン等の発生」)マイページとMT4/MT5のパスワード変更・二段階認証・履歴の確認
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)10月22日他社VPSへの攻撃によるとみられ、一部の顧客でログインや取引が行われた可能性を検出。当社への直接的な攻撃ではなく、顧客データの漏洩は確認されていないパスワード変更・パスキー登録・ログアウトによるセッションの切断
FOREX.com(StoneX証券)10月22日10月22日時点で同様の事象は確認されていない身に覚えのない注文があれば連絡
GMOクリック証券10月23日現段階で当社の口座における不正な操作は確認されていない履歴の確認・パスキー認証・ログイン通知と約定通知の設定
DMM FX10月23日不正アクセス・不正取引・顧客データの漏洩は確認されていないパスキー認証・ログイン通知メールの設定
外為どっとコム10月23日個人情報の漏洩などは発生していないパスワードの管理・使い回しをしない・通知設定の確認
みんなのFX/LIGHT FX10月23日記載なしパスワードの使い回しをしない・パスキー認証の設定

※2026年10月25日時点。各社の公式サイトのお知らせより当サイトで要約。掲載日の順に並べています(順番に評価の意味はありません)。今回の不正ログインは、他社のサービス(VPSなど)から漏れたとみられるID・パスワードが使われたもので、外為ファイネストは当社システムからの漏えいは確認されていない、FXTFは当社への直接的な攻撃ではないとしています。被害の記載の有無で、各社のシステムの安全性を比べることはできません。ここに載っていない会社でも、メールやマイページで案内している場合があります。

お名前.com デスクトップクラウドでMT4/MT5を使っていた人は、今すぐやるべき5つの手順から先に確認してください。VPSを使っていない人も、口座のある会社のお知らせを読み、各社に共通するお願い(パスワードの変更・使い回しの見直し・パスキーや通知の設定)に沿って対応しておくと安心です。

出典:外為ファイネスト/OANDA証券/ゴールデンウェイ・ジャパン/FOREX.com/GMOクリック証券/DMM FX/外為どっとコム/みんなのFX/LIGHT FX(いずれも各社のお知らせ)

自社の顧客の不正ログインに触れた3社の案内

次の3社は、自社の顧客の口座で不正なログインや取引があった、またはその可能性があるとして、利用者に対応を求める案内を出しています。

外為ファイネスト:他社から漏れたとみられるID・パスワードでの不正ログインを公表、本人によるパスワード変更を案内

外為ファイネストは10月21日、「他社サービス等から漏えいした可能性のあるID・パスワードの組み合わせを利用した第三者による不正アクセス、不正ログインおよび不正取引が行われたことが確認されました」と公表しました。お名前.comの名前は出していません。対象の口座は利用制限などの措置をとり、当社システムからの漏えいは確認されていないとしています。今後の対応については「協議中」とし、該当する顧客に個別に報告するとしています。

10月23日の第2報では、パスワードの変更・リセットは会社側ではできず、本人が変更する必要があること、取引システムのパスワードを変えると古いパスワードでログイン中のセッションは切断されることを案内しています。また、当面のあいだ出金のスケジュールを変えるとしています(外為ファイネスト 第2報)。

OANDA証券:お名前.com デスクトップクラウドの利用者にパスワード変更・二段階認証を案内

OANDA証券は10月22日、「お名前.com デスクトップクラウド」でOANDA証券のMT4/MT5を使っていた人は、ログイン情報が第三者に閲覧された可能性があるとして、マイページとMT4/MT5のパスワード変更、MT4/MT5の二段階認証の設定、取引履歴の確認を求めました。今後の運用などの方針については「現在協議を進めております」としています。同じ日に、セキュリティ強化のため出金の処理スケジュールを一時的に変えるお知らせも出しています(OANDA証券 出金処理のお知らせ)。

FXTF:VPS利用者にパスワード変更・パスキー登録・ログアウトを案内

ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)は10月22日、「他社VPSサーバが受けたと考えられるサイバー攻撃」により、VPSを使っている一部の顧客のIDとパスワードが不正に取得され、ログインや取引が行われた可能性を検出したと公表しました。VPSの利用者には至急のパスワード変更、パスキーの登録、MT4/MT5・GX・マイページからのログアウト(セッションの切断)を勧め、VPSを使っていない人にもパスワードの変更を強く勧めています。

同社は同じ日から海外からのマイページへのアクセスを制限し、10月23日には、MT4/MT5のログインでワンタイムパスワードを近日中に必須にすると案内しています(実装日は決まりしだい案内)(海外からのアクセス制限/ワンタイムパスワードのお知らせ)。10月22日には「スマートフォンでスピード開設」の受け付けも一時停止しています。

ほかのFX会社の注意喚起

ほかの会社も、自社では確認されていないとするか自社の状況には触れずに、パスワードの管理や認証の設定を呼びかけています(掲載日の順)。

  • FOREX.com:10月22日時点で同様の事象は確認されていないとしています。MT4は10月16日で提供を終えており、MT5ではパスキーでのログインを必須にしています
  • GMOクリック証券:お名前.comを運営するGMOインターネットと同じグループ。現段階で自社の口座での不正な操作は確認されていないとし、パスキー認証、ログイン通知・約定通知メールの設定を求めています
  • DMM FX:複数のFX業者で不正取引が行われている事例を受けた注意喚起。自社では不正アクセス・不正取引・顧客データの漏洩は確認されていないとし、パスキー認証とログイン通知メールの設定を求めています
  • 外為どっとコム:今回の件には直接触れず、セキュリティ環境の変化を受けた一般的な案内として、個人情報の漏洩などは発生していないとしたうえで、パスワードの適切な管理と使い回しをしないことを求めています。ログインを知らせるメールはすべての口座に適用しているとしています
  • みんなのFX/LIGHT FX:他社サービスへの不正アクセスや漏えいしたログイン情報の悪用による事案を受け、パスワードの使い回しをやめることとパスキー認証の設定を求めています

このほか、ヒロセ通商は10月21日に口座開設の申し込みを一時停止し(同社は「予防的措置」と説明)、10月22日に再開しました。同社は不正アクセス等によるサービスへの影響は確認されていないとしています(ヒロセ通商のお知らせ)。

※各社のお知らせより(2026年10月25日時点)。リンクは上の一覧の出典を参照してください。

各社に共通する「お客さまへのお願い」

各社のお願いをまとめると、次の4つに分けられます。VPSを使っていない人にも当てはまる内容です。

お願い内容
パスワードの変更取引口座(マイページ)とMT4/MT5のパスワードを変える。ほかのサービスと同じパスワードを使い回さない
セッションの切断ログアウトして、古いパスワードでの接続を残さない(会社によってはパスワード変更で自動的に切断)
認証の強化パスキー認証・二段階認証・ワンタイムパスワードが使える場合は設定する
履歴と通知の確認取引履歴・ログイン履歴を確認し、ログイン通知や約定通知のメールをONにする。身に覚えのない取引があればすぐ会社に連絡

金融庁も、以前から、偽サイトやマルウェアで盗まれたログイン情報による不正取引への注意を呼びかけ、パスキーなどフィッシングに強い認証への切り替えを勧めています(金融庁「インターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引にご注意ください」)。報道によると、金融庁は10月22日付で、金融先物取引業協会を通じてFX業者に顧客への注意喚起と不正取引の監視の強化を求めました(朝日新聞(Yahoo!ニュース))。

なお、こうした事件に便乗して、補償や返金、パスワードの再設定を名乗るメールやSMSが届くことがあります。リンクは開かず、会社の公式サイトやアプリから確認しましょう。偽の業者や勧誘の見分け方はFX詐欺の見分け方でまとめています。

次の予定(2026年10月25日時点)

日付予定
2026年10月30日(金)23:59までGMOインターネットが、お名前.com デスクトップクラウドの利用者にお見舞金・代替サービスの手続きをメールで案内
2026年11月6日(金)までGMOインターネットが、不正取引による損失の補償の申請方法などを案内
2026年11月28日(土)GMOクリック証券のログインがパスキー認証のみに
未定FXTFのMT4/MT5ログインでワンタイムパスワードが必須に(実装日は決まりしだい案内)

※各社の公表内容をもとにした予定です。変更されることがあるため、各社の公式のお知らせで確認してください。

注意点

不正なログインで勝手に注文が出されると、相場の急変でロスカットが間に合わず、預けた証拠金を上回る損失が出る場合もあります。パスワードを変えたあとも、未決済のポジションや予約注文が残っていないかを確認しておきましょう。ロスカットの仕組みはロスカットとはで解説しています。

証拠金を上回る損失の可能性についての出典:金融先物取引業協会「FX取引に係る主なリスク」

【まとめ】FX各社の注意喚起でやることは「パスワード変更・セッション切断・パスキー」

当記事では、お名前.com デスクトップクラウドへの不正アクセスを受けて、2026年10月21日〜23日に国内のFX会社が出した注意喚起をご紹介しました。外為ファイネストは自社の顧客で不正ログインと不正取引が確認されたこと、OANDA証券はお名前.com デスクトップクラウドの利用者のログイン情報が閲覧された可能性、FXTFは一部の顧客でログインや取引が行われた可能性を公表し、パスワードの変更などを求めています。ほかの会社も、自社では確認されていないとするか自社の状況には触れずに、パスワードの使い回しをやめることやパスキー・通知の設定を呼びかけています。口座のある会社のお知らせやマイページを確認し、案内に沿って対応しておきましょう。

不正アクセスの経緯と補償の内容はお名前.com デスクトップクラウド不正アクセスの記事で、今週の為替の動きは今週の為替ニュースまとめで確認できます。各社のアプリやログインの仕組みの違いはFXおすすめアプリ・口座10社比較でまとめています。

FX取引のリスクについて

FX(外国為替証拠金取引)は元本が保証される商品ではありません。為替相場や金利の変動により損失が生じる可能性があり、レバレッジをかけた取引では預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。取引の際は各FX会社の契約締結前交付書面等をよくお読みいただき、ご自身の判断と責任で行ってください。本記事の情報は2026年10月25日時点のものです。

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この記事を書いた人

株式会社エウレカ編集部が運営するFX情報メディアの編集部です。

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