ヒロセ通商とJFXの違いは?親子関係とスプレッド・通貨ペア・MT5・ミニ口座を比較【2026年10月】

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ヒロセ通商とJFXの違いは?親子関係とスプレッド・通貨ペア・MT5・ミニ口座を比較【2026年10月】

当記事では、ヒロセ通商とJFXの関係、スプレッド・通貨ペア・取引ツールの違いを中心に解説します。あわせて、2社で共通している取引ルールや、どちらを選ぶかの目安も整理します。

ヒロセ通商(LION FX)とJFX(MATRIX TRADER)は、スプレッドの値や注文方法の数がよく似ているため「何が違うのか分からない」と感じやすい2社です。実際には、JFXはヒロセ通商の100%子会社で、金融庁には別々の会社として登録されています。取引条件は多くが共通する一方で、通貨ペアの数、一部の通貨ペアのスプレッド、使えるチャートツール、電話サポートの受付時間などに違いがあります。100通貨から取引できるミニ口座は、2社とも本口座とは別の口座として用意しています。

目次

ヒロセ通商とJFXの違いは?まず2社の関係を確認

最初に結論をまとめると、ヒロセ通商とJFXは親会社と100%子会社の関係にある、別々のFX会社です。主要な通貨ペアのスプレッドや取引時間、ロスカットのルールは同じ内容が多く、違いが出るのは通貨ペアの数やツールなどの周辺部分です。

JFXはヒロセ通商の100%子会社

JFXが公表している「業務及び財産の状況に関する説明書【2026年3月期】」では、2026年3月31日現在の株主はヒロセ通商株式会社のみ(保有割合100.0%)と記載されています。同じ資料の沿革には「2009年5月 ヒロセ通商株式会社の子会社化」「2009年9月 株式交換によりヒロセ通商株式会社の100%子会社化」とあり、ヒロセ通商のIRサイトの沿革にも「JFX株式会社を子会社化」(2009年5月)と書かれています。

また、JFXの取引ルールのページでは、カバー先(JFXが顧客との取引のリスクを相殺するために取引する相手)として「ヒロセ通商株式会社」が挙げられています。JFXの事前説明書(2024年1月29日現在)は、すべての注文をヒロセ通商を相手にカバー取引しているとし、ヒロセ通商でカバー取引ができない場合は取引を続けられなくなるおそれがあると記載しています。

金融庁には別の会社として登録されている

親子関係にあっても、2社は金融庁の金融商品取引業者登録一覧にそれぞれ別の会社として載っています。登録番号は、ヒロセ通商が「近畿財務局長(金商)第41号」、JFXが「関東財務局長(金商)第238号」です(金融庁の登録一覧・2026年8月31日現在の版で確認)。

項目ヒロセ通商JFX
会社名ヒロセ通商株式会社JFX株式会社
登録番号近畿財務局長(金商)第41号関東財務局長(金商)第238号
所在地大阪府大阪市西区東京都中央区
上場東京証券取引所スタンダード市場(証券コード7185)非上場(ヒロセ通商の100%子会社)
FXサービス名LION FX(ミニ口座「LION cub」もあり)MATRIX TRADER(ミニ口座「ビギナーFX」もあり)
信託保全先三井住友銀行三井住友銀行
自己資本規制比率(2026年6月末)853.7%1415.9%

※2026年10月14日時点・各社公式サイト(会社概要・IR情報・自己資本規制比率の開示)と金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」より。自己資本規制比率は金融商品取引業者の財務の健全性を示す指標で、法令で120%を下回ってはならないと定められています。

海外の無登録業者と違い、2社とも国内の登録業者です。登録の確認方法はFX詐欺の見分け方と登録業者一覧の確認方法で解説しています。LION FXの詳しい評判はヒロセ通商(LION FX)の評判の記事にまとめています。

ヒロセ通商とJFXの違い一覧【早見表】

2社の公式サイトで、取引条件を項目ごとに確認しました。取引時間・取引手数料・ロスカット基準・注文方法の数は同じで、通貨ペアの数やツールに違いがあります。

項目ヒロセ通商(LION FX)JFX(MATRIX TRADER)
通貨ペア57種類+大口6種類(全63種類)46種類+大口6種類(全52種類)
取引単位1Lot=1,000通貨が基本
(7通貨ペアは1万通貨、ハンガリーフォリント/円は10万通貨)
1Lot=1,000通貨が基本
(6通貨ペアは1万通貨、ハンガリーフォリント/円は必要証拠金一覧表では10万通貨)
米ドル/円のスプレッド0.2銭(AM9:00〜翌AM3:00)
AM3:00〜AM9:00は7.9銭
0.2銭(AM9:00〜翌AM3:00)
AM3:00〜AM9:00は7.9銭
取引手数料0円0円
注文方法27種類27種類
ロスカット有効比率100%未満有効比率100%未満
レバレッジ(個人)最大25倍25倍以内
MT5—MT5チャートを提供(分析専用で発注は不可)
TradingView提供なし(公式FAQ)TradingViewでJFXのレートを表示できる
自動売買LIONチャートPlus+のシグナル注文(パソコンのみ)EA(自動売買プログラム)は利用できない(公式FAQ)
少額向けの口座LION cub(100通貨から・11通貨ペア・別口座)ビギナーFX(100通貨から・11通貨ペア・別口座)
電話サポートの受付時間24時間(土曜日17:00〜月曜日8:30を除く)平日8:00〜20:00

※2026年10月14日時点・ヒロセ通商とJFXの公式サイト(取引要綱・取引ルール・スプレッド・必要証拠金一覧表・FAQ・リスク説明書ほか)より。スプレッドは原則固定(例外あり)の広告値で、両社とも配信期間は2026年10月24日午前5時30分までです。「—」は当サイトが公式サイトで提供の案内を確認できなかった項目です。ヒロセ通商のリスク説明書では、会社の営業時間を平日9時〜18時とし、営業時間外は十分なサポートが提供されない可能性があると記載しています。比較の項目は、公式サイトで確認できる取引条件(スプレッド・通貨ペア・取引単位・ツール・ロスカット基準など)で、どちらか一方を優先して評価するものではありません。広告掲載の有無や広告報酬の額で比較の内容を変えることはありません(広告掲載ポリシー)。

【2社の違いまとめ】

  • 通貨ペアの数:ヒロセ通商のほうが11種類多い(ユーロ/ノルウェークローネ、香港ドル/円、シンガポールドル/円など)
  • スプレッド:米ドル/円など主要な通貨ペアは同じ値。NZドル/円・南アランド/円はヒロセ通商が0.1銭狭く、ユーロ/豪ドルはJFXだけが原則固定
  • ツール:JFXはMT5チャートやTradingViewでのレート表示に対応。ヒロセ通商はTradingViewを提供していない
  • 少額取引:2社ともミニ口座(ヒロセ通商「LION cub」、JFX「ビギナーFX」)があり、どちらも100通貨から・11通貨ペア
  • 電話サポート:ヒロセ通商は夜間も受け付け、JFXは平日8時〜20時

ヒロセ通商とJFXのスプレッドの違い

スプレッドは、買値と売値の差で、取引のたびにかかる実質的なコストです。2社とも取引手数料は0円なので、スプレッドの仕組みを押さえたうえで、原則固定の値と時間帯を比べます。

主要な通貨ペアのスプレッドは同じ値

2026年9月28日掲載のスプレッドのページを比べると、米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円・ユーロ/米ドルなどは、2社で同じ値と同じ時間帯でした。どちらも、早朝(AM3:00〜AM9:00)は原則固定の値が大きくなる点も共通です。

通貨ペアヒロセ通商JFX
米ドル/円0.2銭(AM3:00〜AM9:00は7.9銭)0.2銭(AM3:00〜AM9:00は7.9銭)
ユーロ/円0.4銭(同9.9銭)0.4銭(同9.9銭)
ポンド/円0.9銭(同19.9銭)0.9銭(同19.9銭)
豪ドル/円0.5銭(同9.9銭)0.5銭(同9.9銭)
NZドル/円0.6銭(同9.9銭)0.7銭(同9.9銭)
南アランド/円0.3銭(同2.0銭)0.4銭(同2.0銭)
メキシコペソ/円0.2銭(時間帯の区分なし)0.2銭(時間帯の区分なし)
ユーロ/米ドル0.3pips(時間帯の区分なし)0.3pips(時間帯の区分なし)
ユーロ/豪ドル1.4〜1.7pips(原則固定の対象外)1.1pips(AM3:00〜AM9:00は19.9pips)

※2026年10月14日時点・各社公式サイトのスプレッドのページ(いずれも掲載日2026年9月28日、配信期間は2026年9月28日AM9:00〜2026年10月24日AM5:30)より。カッコ内の「同」はAM3:00〜AM9:00の値です。原則固定(例外あり)の値で、流動性の低い時間帯や経済指標の発表時などは広がる場合があります。ヒロセ通商のユーロ/豪ドルは、2026年9月の配信実績にもとづく値です。

NZドル/円・南アランド/円・ユーロ/豪ドルなどは違う

違いが出たのは一部の通貨ペアです。NZドル/円と南アランド/円は、ヒロセ通商のほうがAM9:00〜翌AM3:00の値が0.1銭狭い結果でした。反対に、ユーロ/豪ドルはJFXでは原則固定の対象(1.1pips)ですが、ヒロセ通商では原則固定の対象外として配信実績の幅(1.4〜1.7pips)が示されています。

また、ヒロセ通商で原則固定の対象になっている豪ドル/NZドルとポンド/NZドルは、JFXの原則固定のスプレッドのページには載っていません。使う通貨ペアの値は両社の一覧で確かめておきましょう。

なお、2社とも広告どおりのスプレッドを提示できた割合(提示率)を公表しています。米ドル/円の広告適用時間(AM9:00〜翌AM3:00)の提示率は、2社とも99.13%(2026年9月28日〜10月9日・10月12日公表)でした。ほかの国内FX会社と並べて比べたい方は、国内各社のスプレッド比較も参考になります。

通貨ペアの数と取引単位の違い

通貨ペアの数は、ヒロセ通商が57種類(大口6種類を含めると63種類)、JFXが46種類(同52種類)です。米ドル/円などの主要通貨や、トルコリラ/円・メキシコペソ/円・南アランド/円などは2社ともに取り扱っています。

ヒロセ通商にだけある通貨ペア

当サイトが2社の通貨ペア一覧を照らし合わせたところ、ヒロセ通商にはあってJFXにはない通貨ペアは次の11種類でした。

  • ユーロ/ノルウェークローネ、ユーロ/ポーランドズロチ、ユーロ/スウェーデンクローナ、ユーロ/シンガポールドル、ユーロ/南アランド
  • 香港ドル/円、ポーランドズロチ/円、シンガポールドル/円
  • 米ドル/香港ドル、米ドル/ポーランドズロチ、米ドル/シンガポールドル

反対に、JFXにだけある通貨ペアは見つかりませんでした。香港ドル・シンガポールドル・ポーランドズロチの通貨ペアを取引したい方は、ヒロセ通商が候補です。

※2026年10月14日時点・ヒロセ通商「LION FX 取引要綱」とJFX「取引ルール」の取引通貨ペアの一覧を当サイトで比較。JFXの公式サイトの見出しなどにある「52種類(52通貨ペア)」は大口6種類を含めた数で、ヒロセ通商の見出しの「57種類」は大口を含めない数です。比べるときは数え方をそろえる必要があります。

取引単位は1,000通貨が基本で、例外の通貨ペアが少し違う

2社とも1Lot=1,000通貨が基本で、米ドル/円なら1,000通貨から取引できます。ただし、例外の通貨ペアがあり、1,000通貨から取引できるわけではありません。FXのロットの考え方とあわせて確認しておきましょう。

1Lotの数量ヒロセ通商JFX
1万通貨人民元/円、チェココルナ/円、香港ドル/円、メキシコペソ/円、ノルウェークローネ/円、スウェーデンクローナ/円、タイバーツ/円(7種類)人民元/円、チェココルナ/円、メキシコペソ/円、ノルウェークローネ/円、スウェーデンクローナ/円、タイバーツ/円(6種類)
10万通貨ハンガリーフォリント/円ハンガリーフォリント/円
大口銘柄新規注文は500Lot(50万通貨)から新規注文は500Lot(50万通貨)から

※2026年10月14日時点・ヒロセ通商とJFXの必要証拠金一覧表(いずれも2026年8月17日現在)より。JFXの取引ルールのページでは、1Lot=1万通貨の例外としてハンガリーフォリント/円を挙げておらず、必要証拠金一覧表(1Lot=100,000通貨)と記載が分かれています。

取引ツール・MT5・TradingView・ミニ口座の違い

取引ツールは、ヒロセ通商が「LION FX」、JFXが「MATRIX TRADER」です。どちらも注文方法は27種類で、ワンクリック注文などの短期売買向けの機能がそろっています。違いが出るのは、外部のチャートツールと自動売買です。

JFXはMT5チャートを使える(ただし発注はできない)

JFXでは、MetaTrader 5(MT5)のチャートを利用できます。ただし、JFXの公式サイトには「JFXMT5チャートは、チャート分析専用となり、発注機能は実装されていません」と書かれており、注文はMATRIX TRADERの画面から行います。MT5のデモ口座は提供されておらず、使うにはMATRIX TRADERの口座開設が必要です。

TradingViewはJFXのレートを表示できる

JFXは、TradingViewのシンボル検索で「JFX:」と入力すると、JFXのレートを表示できると案内しています。ただし、案内ページの「当社の全41通貨ペア」は取引ルールの「取引通貨ペア46種類」と数が一致しないため、使いたい通貨ペアが表示されるかはTradingView上で確かめてください。一方、ヒロセ通商の公式FAQでは、TradingViewは「当社では提供しておりません」と回答しています。詳しくはTradingViewが使える国内FX口座で比べています。

自動売買はヒロセ通商のシグナル注文だけ

ヒロセ通商は、パソコン向けチャート「LIONチャートPlus+」で、テクニカル指標のサインが出たときに自動で発注するシグナル注文を提供しています。判定と発注は利用者の端末上で行うため、ブラウザを閉じたり端末がスリープしたりすると止まり、スマホからは使えません。JFXは公式FAQで、EA(自動売買プログラム)は利用できず、外付けのソフトを利用した機械取引(システム売買)も利用できないと回答しています。JFXの公式サイトでは、自動売買機能の案内を確認できませんでした。

2社とも100通貨から取引できるミニ口座がある

本口座とは別に、ヒロセ通商は「LION cub」、JFXは「ビギナーFX」というミニ口座を用意しています。どちらも取引単位は0.1Lot=100通貨(メキシコペソ/円のみ0.1Lot=1,000通貨)で、取り扱いは米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円・NZドル/円・南アランド/円・トルコリラ/円・メキシコペソ/円・ユーロ/米ドル・ポンド/米ドル・豪ドル/米ドルの11通貨ペアです。

2社とも、ミニ口座の1回あたりの注文可能数量は米ドル/円で10Lot(1万通貨)までと、本口座より小さく設定されています。LION cubはLION FXを使っている方も新たな口座開設が必要で、個人口座のみです。JFXは、MT5やTradingViewを使いたい場合は本口座(MATRIX TRADER)を検討するよう案内しています。ほかの会社も含めて比べたい方は、少額で始められるFX口座を参考にしてみてください。

※2026年10月14日時点・ヒロセ通商「LION cub」「取引要綱(LION cub)」「必要証拠金一覧表(LION cubのお客様用)」(2026年9月14日現在)、JFX「ビギナーFX」「サービス概要(ビギナーFX)」「必要証拠金一覧表(ビギナーFX)」(2026年9月14日現在)より。

ヒロセ通商とJFXで共通している点

取引の基本ルールは、2社でほぼ同じ内容です。主な共通点を確認しておきましょう。

取引時間・ロスカット・レバレッジ

  • 取引時間:米国標準時間は月曜AM7:00〜土曜AM6:30、米国夏時間は月曜AM6:30〜土曜AM5:30(日本時間)
  • ロスカット:有効比率(有効証拠金÷必要証拠金×100)が100%を下回るとすべてのポジションを決済。判定は数秒(1〜10秒程度)かかる
  • 追証:追加証拠金(追証)の制度はない。ただし、ロスカット後などに不足金が出た場合は入金が必要(下の注記)
  • 口座開設の年齢:2社とも18歳〜74歳(公式FAQ)
  • レバレッジ:個人は最大25倍(JFXは「レバレッジを設定するところはありません」と案内)
  • スワップポイント:原則として水曜日分に土日分を含めた3日分を付与(米ドル/カナダドルと米ドル/トルコリラは木曜日)
  • 両建て:可能だが、両社ともコストがかかることへの注意を書いている

ロスカットは損失を限定するためのしくみですが、相場が急に動くと証拠金を上回る損失が出る可能性があります。詳しくはロスカットの仕組みで確認しておきましょう。

※2026年10月14日時点・不足金の入金期限は、JFXの取引説明書と、ヒロセ通商の約款(2026年9月14日現在)・取引説明書ではいずれも「不足金発生日の2営業日後の15時まで」で、期限までに入金がないと年率14.6%の遅延損害金がかかる場合があります。なお、ヒロセ通商の取引要綱のページは「発生から三営業日以内」と書いており、案内が分かれています。

入出金と信託保全

入金は、2社ともクイック入金が1万円以上・約380の金融機関に対応しています。出金は、リアルタイム出金(1,000円以上100万円以下・平日9:30〜14:30の依頼は即時)と通常出金があり、どちらも1日1回までです。

ただし、細かい条件は同じではありません。ヒロセ通商は、PayPay銀行からのクイック入金が個人口座で55円、三井住友銀行・みずほ銀行は契約内容によるとしています。JFXの取引ルールでは、クイック入金の手数料は0円、出金は「お客様から請求があった日から原則、翌営業日に登録金融機関へ送金」とされています。

出金について、2社の約款はどちらも「返還請求日から起算して4営業日以内」に返還すると定めています(本人確認に応じない場合などは例外)。ヒロセ通商とJFXの口座間で資金を直接移す方法は、両社の公式サイト・FAQで案内を確認できませんでした(2026年10月14日時点)。資金を移したいときは、各社のサポートで方法を確認しましょう。

預かった証拠金は、2社とも三井住友銀行に信託して会社の財産と分けて管理しています。信託保全は元本を保証するものではない点も含め、信託保全の仕組みと限界を読んでおくと安心です。

※2026年10月14日時点・ヒロセ通商「入出金」、JFX「入出金」「取引ルール」「信託保全」の各ページより。

ヒロセ通商とJFXはどっちがいい?向いている人の目安

主要な通貨ペアのスプレッドやルールが同じなので、「使いたい通貨ペア」「使いたいツール」「最初に取引したい金額」で選ぶと決めやすくなります。

ヒロセ通商(LION FX)が向いている人

  • 香港ドル/円・シンガポールドル/円など、JFXにない通貨ペアを取引したい方
  • NZドル/円・南アランド/円を取引する予定で、原則固定の値を少しでも抑えたい方
  • 夜間(平日)に電話で問い合わせたい方
  • 上場している会社の口座を使いたい方

JFX(MATRIX TRADER)が向いている人

  • MT5のチャートやTradingViewでチャート分析をしたい方
  • ユーロ/豪ドルを原則固定のスプレッドで取引したい方
  • スキャルピング(数秒〜数分の短い売買)への対応を公式に明記している会社を選びたい方

ヒロセ通商も公式FAQで「スキャルピングは可能です」と回答しています。口座凍結との関係は、下の「よくある質問」で約款の定めとあわせて説明します。各社の規約の違いはスキャルピングOKの国内FX口座で比べています。

ヒロセ通商とJFXを比べるときの注意点

2社はよく似ていますが、別の会社なので、口座開設や問い合わせはそれぞれの会社で行います。比べるときは次の点に注意しましょう。

両建てはコストがかかる

両建ては可能ですが、ヒロセ通商は「両建を推奨いたしておりません」、JFXは「経済的合理性に欠く恐れがある取引」と注意を書いています。売りと買いのスワップポイントの差やスプレッドがコストになるためです。詳しくはFXの両建ての記事で解説しています。

口座はそれぞれの会社で開設する

ヒロセ通商とJFXの口座は、それぞれの会社の申込ページから開設します。2社とも、スマホでの本人確認などを使えば最短で申込当日に取引を始められると案内していますが、審査の状況などによって時間がかかる場合があります。2つ目の口座として持つ場合は、FX口座を複数持つときの注意点も確認しておきましょう。

どちらも口座を開く前にデモ取引(いずれも有効期間は約3か月)で操作を試せます。デモが使える会社の一覧はFXデモトレードができるアプリにまとめています。

ヒロセ通商とJFXの違いに関するよくある質問

ヒロセ通商とJFXは同じ会社ですか?

同じ会社ではありません。JFXはヒロセ通商の100%子会社ですが、金融庁にはそれぞれ別の金融商品取引業者として登録されています(ヒロセ通商は近畿財務局長(金商)第41号、JFXは関東財務局長(金商)第238号)。

JFXでスキャルピングをすると口座凍結されますか?

JFXは公式サイトで「スキャルピングを理由に口座凍結することはありません」とし、公式FAQでもスキャルピング取引は「大丈夫です」と回答しています。ただし、同じFAQで「外付けのソフトを利用した機械取引(システム売買)はご利用いただけません」としています。JFXの約款(2026年6月15日現在)第34条では、本システム以外のツール等により、約款が想定する適切な方法以外の取引を行ったと判断した場合などに、事前の通知なく口座を凍結すると定めています。ヒロセ通商の約款(2026年9月14日現在)第34条にも同じ趣旨の定めがあります。

JFXの取引手数料はいくらですか?

JFXの取引手数料は0円で、公式FAQでも取引手数料は「かかりません」と回答しています。取引ルールでは、クイック入金・出金・ロスカットの手数料も0円です。実質的なコストは、売値と買値の差であるスプレッドです。

JFXの評判はどう確かめればいいですか?

当記事では口コミを集計していません。公表されている数値では、JFXの自己資本規制比率は1415.9%(2026年6月末)、米ドル/円の広告スプレッドの提示率は99.13%(2026年9月28日〜10月9日)です。親会社のヒロセ通商についてはヒロセ通商(LION FX)の評判で、公式情報をもとに整理しています。

JFXのMT5で注文できますか?

できません。JFXの公式サイトでは、MT5チャートは分析専用で発注機能はないとされており、注文はMATRIX TRADERで行います。MT5のデモ口座もありません。

【まとめ】ヒロセ通商とJFXの違いを確認して、自分に合う口座を選ぼう

当記事では、ヒロセ通商とJFXの関係と、スプレッド・通貨ペア・ツールの違いをご紹介しました。JFXはヒロセ通商の100%子会社で、主要な通貨ペアのスプレッドや取引ルールは共通しています。違いは、通貨ペアの数(ヒロセ通商が11種類多い)、一部の通貨ペアのスプレッド、MT5・TradingViewへの対応、電話サポートの受付時間です。100通貨から取引できるミニ口座は、2社とも別口座として用意しています。同じ会社が提供する2つのFXサービスの違いは、みんなのFXとLIGHT FXの違いで比較しています。

通貨ペアの多さや夜間の電話サポートを重視するならヒロセ通商、MT5のチャートやTradingViewを重視するならJFXが候補になります。スマホアプリの使いやすさやサポートの手厚さで選びたい方は、DMM FXの評判もあわせて比べてみてください。

ほかの国内FX会社も含めて口座を選びたい方は、FXおすすめアプリ・口座の比較を参考にしてみてください。口座開設に費用はかかりませんが、申し込むかどうかは、気になる会社の公式サイトで最新の取引条件とリスクの説明を確認してから判断しましょう。

>>LION FX 取引要綱(ヒロセ通商公式)

>>MATRIX TRADER 取引ルール(JFX公式)

>>免許・許可・登録等を受けている事業者一覧(金融庁)

FX取引のリスクについて

FX(外国為替証拠金取引)は元本が保証される商品ではありません。為替相場や金利の変動により損失が生じる可能性があり、レバレッジをかけた取引では預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。取引の際は各FX会社の契約締結前交付書面等をよくお読みいただき、ご自身の判断と責任で行ってください。本記事の情報は2026年10月14日時点のものです。

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この記事を書いた人

株式会社エウレカ編集部が運営するFX情報メディアの編集部です。

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